音楽と国

日本は、国は小さくても入って来る情報はグローバルですので、全世界からあらゆる情報が手に入ります。音楽は人によって関心のあるものが違います。海外の人から日本人の音楽はと聞かれると?演歌、民謡、さてなんでしょう。何ともはっきりは言いにくいですね。なぜなら日本の人達はあまりに世界からの文化や情報を簡単に受け入れるシステム、才能、感覚があるからかもしれません。社交ダンスの曲もダンスホールなどでは、演歌がかかることもよくあります(JSDCの方々からは余り人気はないようです)が、殆どは海外の曲を使っているのではないでしょうか。台湾や中国の人々は殆ど中国の音楽で踊ります。私としては、やはりその文化圏の音楽を使ってダンスを踊りたいです。生徒さん達には、演歌でしたら殆どルンバで踊れますので、カラオケに行ったら空いてる場所でぜひ踊ってくださいと勧めています。

 

さてアメリカはどうかと言いますと、勿論その時流行っている曲で躍ることが多いです。でもやはりラテン系、つまりダンスでいうスペイン語やポルトガル語を話すラテンアメリカ系の中南米やカリブ海の人々は、サルサやメレンゲ、黒人達はソウル音楽を多く聞いていますし、踊ります。NYのマンハッタンを100丁目より上がって行くと(日本の一般の観光客は行かないでしょうが)、黒人達が住むハーレムとラテンアメリカンの人達が住むスパニッシュハーレムでは、流れて来る音楽が違うのです。

よく黒人の人達は、皆リズム感が良くてダンスが上手いと思われがちですが、残念ながら私が見た限りではそうではないと思います。私は黒人の有名なダンス学校に6年間毎日通いました。その内の3年半は、152丁目にあるハーレムの中のバレエ学校です。クラッシックバレエ中心の学校ですが、タップダンス(今から考えるとなぜタップダンスのクラスがあったか不思議です)やアフリカンダンスのワークショップなどありました。

 

その後、何年か経ってわかりましたが、日本、台湾、中国、アメリカでも共通して言えることは、子供の時から音楽をしっかり聞いていたか、そして運動神経がいいかでリズム感、ダンスができるかどうか決まってくるようです。ですが、ダンスの上達はやはりダンスがどれくらい好きか、あとはその人の練習次第だと思います。