競技用とアメリカンスタイルの違い

日本で一般的に行われる競技用の社交ダンスはその名の通り、競技会でおこなわれる10種目のダンスです。海外では、スタンダード、日本ではモダンと呼ばれる、スローフォックストロット、ワルツ、クイックステップ、タンゴ、ウィンナワルツの5種目、ラテンアメリカンと呼ばれるルンバ、チャチャ、サンバ、ジャイブ、パソドブレの5種目があります。日本の一般的な社交ダンスパーティでは、ブルース(アメリカンのスウィング)、ワルツ、タンゴ、ジルバ、ルンバ(アメリカンよりゆっくり)、チャチャチャの6種目の曲が交代に流れます。もちろんパーティによってサンバやウィンナワルツ、クイックステップをかける所もあります。アメリカンスタイルの社交ダンスを中心にレッスンやパーティを行っているJSDCでは、12種目のダンスとアルゼンチンタンゴを学べ、パーティでもそのまま13種目の曲を流します。アメリカンスタイルのワルツ、フォックストロット、タンゴ、ウィンナワルツ、アメリカンスタイルにはないクイックステップ、アメリカンスタイルのルンバ、チャチャ、サンバ(競技会用のステップも入っています)、メレンゲ、サルサ(マンボ)、スウィング、ハッスル、そしてアルゼンチンタンゴです。3年前のJSDCのパーティに比べて、どの曲をかけても皆さんが積極的に楽しんで踊れるようになり本当に嬉しいです。JSDC、そしてアメリカンスタイルはこれからもどんどん広がります。赤ちゃんでも音楽に合わせて体を動かすほど、ダンスは人間にとって自然なものです。皆さんも周りの人を是非誘って楽しさを共有してみてください。

   また種目などについて質問がありましたら、いつでも講師におたずね下さい。