パーティの種類

パーティが日常的に行われる欧米諸国ですが、アメリカ人のパーティ好きも有名です。日本と同じように祝う、誕生パーティをはじめ、出産を控えたママを祝う女性のみ参加のベビーシャワー、結婚式の前夜に新郎とその友人の男性だけが参加して独身最後の夜を祝う(?)バチェラーズパーティなど様々です。

もちろんダンスパーティも数多く存在します。代表的なものは、新年のカウントダウンパーティで、1231日の夜行われますが、ダンスをしながら最後の夜を楽しみます。年が明ける瞬間を一秒ずつ数えながら迎え、その瞬間には全員で“A happy new year!”と叫びながら、周りの人々にキス&ハグをします。そして引き続き朝まで、会話&踊りを堪能します。また、高校生最後の年にプロムというダンスパーティにボーイフレンド&ガールフレンド、またはその日のパートナーと共に参加します。きちんとドレスアップをして、男の子が女の子の家まで車で(アメリカは16歳で車の免許が取得できます)迎えに行くことが多いようです。アメリカではダンスを踊ることは、「たしなみ」と考えられており、若い時から、パーティでのマナーを身につけることが社会に出るための準備の一つになっています。ダンスパーティで、知り合いをダンスに誘うこと、誘われたらそれを快く受けること、も大切なマナーですよね。また、結婚披露宴でも新郎&新婦による初めてのダンス、ファーストダンスの後は、参加者全員が踊ってお祝いします。クリスマスダンスパーティはもちろん、ハロウィーンでの仮装ダンスパーティ、夏の野外でのスイングやアルゼンチンタンゴのパーティのほか、デビュタントボールという、その地域でも、経済的に、そして家柄が認められた家庭に育った子供たちが大人として社交界にデビューするためのパーティでは、大ホールでダンスを披露して家族も一緒にそれを祝うなど、数え切れません。ちなみにこの様なパーティで、競技会用のスタイルで踊ること殆どなく、決まった振りにとらわれずに自分の好きなステップを、その時の気分、そして相手に合わせて踊ることが出来ることも、ダンスパーティを楽しむ鍵となっています。皆さんもいろんなパーティを体験して、ダンスパーティを更に楽しみましょうね。パーティであなたと踊るのを楽しみに待っている人々のためにも