ヨシ矢野コラム 最新

2017年12月

 今回は視覚障害者とのお付き合いについてです。

私は縁あって視覚障害者の方達のためのペアダンスレッスンを担当させて頂いております。現在、毎週2ヶ所で開講しており、そのうちひとつは開講して12年になります。視覚障害者の方達と一緒にいると、健常者の方達からでは学べないところが沢山あります。人間として大切な事を色々と気づかせてくれます。

つい何日か前の外出中、私は急に左目が痛み始め、目が開かなくなってしまいした。右目だけ開けようとしても、左目が余りにも痛く開けないのです。 渋谷スタジオに行くために痛みを我慢しながら右手で右目のまぶたを一寸だけ開かせ、何処に行くか確認しながら何とかスタジオに辿り着きました。それからも両目を閉じている分には余り痛みは感じませんが、ちょっとでも目を開けようとすると激痛が走りました。風邪で声が出なくても、体が余り動けない時でも、何とかレッスンはやって来ましたが、さすがに目が見えないと生徒さんの動きがわからないので、その日のレッスンはキャンセルしました。

目が見えないという状況でのあらゆる行動がいかに難しいか、その時実感しました。それからスタッフの腕を借りてタクシー乗り場まで誘導して貰いました。この時、私を誘導してくれたスタッフは、視覚障害者の誘導の仕方について「なるほど」と言って自分で頷いていました。

蒲田の視覚障害者クラスの後に、いつもある生徒さんを電車に乗る所まで送って行きます。視覚障害者の人を誘導する時、肩か肘に捕まって頂いて一緒に歩きます。相手の方は自然と斜め後ろにいる事になります。皆さんも1度試されたら、相手の手を引いて行くのと、捕まって貰って一緒に歩くの違いがよくわかるかと思います。又、視覚障害者の方達に電車やバスの中などで席を譲ってあげるという行為は親切な様ですが、視覚障害者の方にとっては立ち上がってどっちへ行ったらいいのかわからなくなるので、ドア近くの手すりの方に誘導してあげるのをお薦めします。

そしてもし視覚障害者の方を見かけて何かサポートが必要だと思われたら、出来るだけ「お手伝いしましょうか」などと声をかけてみて下さい。でも実際のところ、誰でも人の世話には出来るだけなりたくないものです。視覚障害者の方達は何時も誰かの協力が必要です。だから健常者の方達よりももっと他人からの協力は出来るだ無しで自分でやっていきたいと思ってると思いますし、私自身その様に視覚障害者の方達から聞きました。だから、声をかけた時、断られても「せっかく親切にしてあげたのに」などと思わないで、「今はこの人は協力が必要なく自分でできるんだ、良かった」と相手の立場に立って考えてみて下さい。障害者の方は数多くいらっしゃいますが、ダンスをしてる人は、私を含め凄くラッキーだと思いますし、その事だけでも感謝です。

来るだけお互いに協力し合って毎日、平和で楽しくやっていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

2017年11月

 

回は「勇気」についてです。

 

先日、私が毎朝電車に乗る駅が停電になり、地下鉄が動いていませんでした。そこで、直ぐに私はバス停の列に加わりました。雨が降り、肌寒い朝でしたが、身に付けていたものは、ワイシャツと下着、そして素足に下駄という姿。小さな折りたたみ傘はさしていましたが、体が段々冷えていくのを感じながら、バスを待ち続けていました。

 

バスが来る方向をずっと見ていると、並んでいる列の中、私から4人くらい後ろの女性が傘を持たずに濡れながら寒そうに待っていました。そのバスを待っていた列はかなり長く、傘を買いに行ったりすると、又、列の初めから並ぶことになっていたでしょう。そうするのを避けるためか、ずっと濡れたまま立っている人を、私はチラチラ見て、傘をさしてあげようかと ずっと思っていました。

 

しばらしくて、ようやく勇気を出してその人に歩み寄って「宜しければどうぞ」と小さな傘の中に私と一緒に入って貰いました。傘が小さいので、私の体の3分の1は傘からはみ出ていました。会話も無いまま5分程経って、その人は、「電車がまた動き始めるようなので駅に行きます、ありがとうございました」と言って駅に向かって行きました。

 

短い間に傘をさしてさし上げただけのことですが、ひょっとすると、その人にとっては迷惑だったかもしれません(自分が良かれと思ってやった行為は、相手に取って迷惑だったということは皆さんも経験あると思います)。この時、私自身としては相手の人が去って行った後は、短い時間でもとにかく自分がやりたかった事ができた満足感がありました。又もっと早く行動していれば、その人はそれ程濡れなかったのではでないかと、自分の勇気の無さも同時に感じました。そして、もし傘をさしてさしあげるという行動をやっていなかったら、後でどれだけ後悔しただろう、とも。

 

心の中でいいことだと信じていても行動に移せない、好きな事をやりたいけど周りの目やしがらみがあってできない、そして、後になり死ぬ前に後悔したという話はよく聞きます。

 

これをダンスで例えるなら、先ずダンスを習いたかったら実際にスタジオ行く、皆の前で踊りたいのであれば、先生にデモをしたいと言う。皆さんにも、人の目などは気にせず、勇気を出して、自分がやりたいと思う気持ちを大切に行動して頂きたいと思います。又、やりたい事を躊躇してる人がいたら、是非、背中をちょっと押してあげてください。

 

2017年10月

今回は感謝についてです。最近、渋谷プライベートスタジオのあるクラスの生徒さんとお話していた時のことです。以前JSDCに通われていた生徒さんが何年もの間、海外生活をされて日本に帰国され、先日久し振りにクラスに来られました。渋谷プライベートスタジオ(2007年設立)ができる前に、違う場所でJSDCのクラスを受けられていました。「通い始めたのはもう123年位になるでしょうか」と。それを聞いた時、よく12年もJSDCと付き合って下さいましたと、私は感謝の気持ちで一杯になりました。私は22年間いたニューヨークから2003年に東京に拠点を移しました。今年で14年目です。始めた当初から続いて来て頂いてる生徒さんも何人かいらっしゃいます。本当に有難い事です。健康、家族、仕事などの関係でダンスを続けれなくなった人も大勢いらっしゃいます。私を含めJSDCで皆さんと共にダンスをこれまでやってこれた事に感謝です。多くの人が感じるように、私も人の為に役立てたと感じる時に大きな喜びを感じます。私の場合、ダンスを始めて37年、殆ど毎日ダンスを中心に過ごして来ましたので、やはりダンスを通して、できるだけ多くの人を幸せにしたいと常に思っています。まずダンスで健康になって、生活の身体の身動きが以前より楽になって頂く。そして何歳になっても希望や夢を 持ってやりたい事をやって、楽しく暮らして頂きたいと思っております。ダンスの魅力というのは計り知れないものがあります。音楽がかかると口ずさんだり体を動かしたくたるのは人間の自然な働きで、歌うこと、踊ること、というのは人間に自然なことだと思います。スタジオにもかざってありますが、If you can walk you can dance, If you can talk you can sing.  歩くことが出来るならダンスは出来ます。話しが出来るなら歌えます。以前にも話しましたが、原住民が日常的に行うことに、歌と踊りは欠かせません。生活の一部です。沖縄の人も人が集まれば踊りだすとよく聞きます。これからも多くの方にダンスを続けて楽しい人生を送って頂きたいです

2017年9月

今回は、私が実践している、身体を楽にすシンプルな方法を2つ紹介します。

まずは、ふくらはぎへ働きかけです。以前にもご紹介しましたように、ふくらはぎは血を送るポンプの役割をする重要な筋肉です。ふくらはぎ伸ばす (刺激を与える)シンプルな方法の1つとして、エスカレーターストレッチがあります。すでにやってる生徒さんもいらっしゃいますが、普段何処かで、上ぼりのエスカレーターに乗る時、片手でつかまりながら両足の土踏まずの辺りをエスカレーターの角に当てます。出来るだけ体重をかかとの方へ置きます。そうすると、かかとがエスカレーターの角より低くなります。角に当てる土踏まずの場所を、何処に置いたら一番ふくらはぎが伸びてるかを感じながら置く場所を変えて下さいたったの10 秒やるだけでもエスカレーターを降りた時の気分はいいはずです。血の流れを良くしたからです。注意してほしい事は、エスカレーターに乗ってるときかかとを上下に動かさないで下さい。反対に、ふくらはぎを鍛えたい人は、かかとを上下に動かして下さい。当然の事ですが、後ろに倒れないようにしっかりと捕まってて下さいね。
もう一つは肩に働きかける方法です。部屋のドアが開いた状態(ドアと天井の間に壁がある場合)の壁の下に立って、立ったまま両手を上に上げて、両手で壁を押しながら、上半身を前に突き出して下さい。10 秒くらいを2回ほどやると肩が楽になります。特に肩が凝る人にお勧めです。
皆さんには、身体を労わって頂きながら、健康でダンスを続けて頂きたいです。

 

2017年8月

 今回は社交婦ダンスの名称についてです。

 まず、社交ダンスは英語で social dance ソーシャルダンスと言います。日本の社交ダンスの多くの教室が、ソシアルダンスと書いてます。Socialとは、社交、社交的などの意味で、社交ダンスは、ペアで組んで楽しむダンスです。そしてsocial dance 以外に、社交ダンスの事を ballroom dance ボールルームダンスとも言います。この場合のball ボールは舞踏会いう意味で、ballroomとは舞踏会を行なう部屋です。アメリカでダンスを経験した私の視点からですと、日本で一般に行われている社交ダンスはボールルームダンスで、JSDCで行っているダンスは、ボールルームダンスともソーシャルダンス(アメリカンソーシャル)とも言えます。ボールルームダンスは、しっかりとホールドして「遊び」のない決まったステップで真面目に踊るイメージですが、ソーシャルダンスはまさにパーティーダンス で、時にはおしゃべりしながら気楽に踊る感じです。

 正式な言い方ですと、JSDCで行っているアメリカンスタイルでは、モダンをアメリカンスムーズ、ラテンをアメリカンリズムといいます。 モダンやラテンという言い方は、昔のイギリスや現在日本で使われているので合わせて使っただけです。

日本で一般に行っている社交ダンスは、インターナショナルスタイルと言って、モダンをスタンダード、ラテンはラテンアメリカンといいます。私のインターナショナルスタイル(インペリアルソサエティオブティーチャーオブダンシング発行)の資格証には、スタンダードではなくモダンボールルームダンシング、ラテンアメリカンダンシングと書いてあります。

また、インターナショナルスタイルは10種目と決まっており、アメリカンスタイルは競技では9種目ですが、JSDCでは世界で流行って皆が興味を持っているダンスを行ないたいので16種類のペアダンスをやっております。 

これからもJSDCと共にペアダンスを楽しんで下さいね。

 

2017年7月

 今回は、視覚障害者とダンスの話しです。早速ですが、私は現在、ふたつの視覚障害者のダンスクラスを担当させて頂いています。ひとつは、11年前から毎週、蒲田の太田区民センターで開講している、視覚障害者と健常者一緒のクラス(明友会)。もう一つは、4年前から新宿の東京都視覚障害者生活支援センターで開講しているもので、こちらは、殆どの方が視覚障害者の人々のクラス(若松会)です。この2つのクラスは私にとって大切なクラスです。こちらのクラスの視覚障害者の方々は、当然ですが、ダンスレッスンの時だけでなく、目が見えないという条件の中で日々過ごされています。皆さん、試しに目をつぶって何かしみてください。驚くほど全く何もできない様な不自由さを感じることは明らかです。現在、若松会の女性が1人、土曜一般クラスに参加されています。渋谷スタジオに来るにも、ガイドヘルパーさんを雇わなければいけません。クラスの皆さんも協力的で、その女性も何の問題もなく楽しくレッスンされています。でも人の行き来の多い渋谷まで来て一般クラスをとるには、かなりの覚悟がいったと思います。現在の私は、目が見え、耳が聞こえ、鼻でにおいが分かり、話ができて、好きな物を食べることができ、体が自由に動き、私の天職であるダンスを中心に毎日を過ごす事ができており、幸せで全てに感謝せずにはおられません。ダンスができるという事は本当に幸せな事だと思います。身体的にできない、仕事に追われて時間がない 、やりたいが教室へ行く勇気がない(特に男性)など、色んな事情があると思います。私も含めて皆さんは、こんなに人を楽しくさせるダンスができて本当にラッキーだと思います。今月729日には、JSDCサマーパーティがあります。このパーティでは毎年、視覚障害者の方々を招待しています。又デモンストレーションもやって頂きます。私は皆さんに、ダンスのレベル、年齢、障害のあるなしなど、全く関係なできるだけ誰とでも気楽に踊って頂きたいと踊っていつも思っています。その為にもアメリカンスタイルはぴったりです。

 ぜひダンスを通して多くの色んな方と交流してみてください。

 

2017年6月

今回は、練習会について。

 

JSDCで現在レッスンを取られている人、又は以前に取られていた人の何人かは、毎月行っている3つの練習会(ラテンナイト、アルゼンチンタンゴプラクティカ、アメリカン練習会)に来られています。

 

やはり練習会に来られている方々を見ていますと、パーティに行っても気後れする事なく、すぐに相手を誘って楽しく踊られています。

 

練習会に参加する事により、、

 

①曲がかかった時に、この曲ではどのダンスで踊るか聞き分けられる練習。

 

②色んな音楽で色んなダンスを踊っている中で、音楽がかかった時にそのダンスのステップがすぐ踏める練習。③レッスンで習ったステップの練習。

 

④踊る相手を気後れする事なく誘いに行く、又は誘われたらちゃんと返事をして相手に合わせて踊る練習。

 

⑤踊りだす場所をすぐ見つけてエスコートしていく練習。

 

⑥誘われた時、踊りたくない場合に丁寧に断る練習。

 

⑦誘った相手のダンスの様子をみながらステップのレベルを少しずつ上げていく練習。

 

⑧練習会によく出ていますと、日頃会わない違うクラスの方々と知り合いになり、パーティなどで誘いやすくなります。やはり一緒に踊ったことのない人や、まして会った事もない人を誘うというのは、中々難しいというのは事実のようです。

 

この様にもっともっと練習会で身につく事があるかと思います。

 

土曜の夜ですから皆さん色んな予定があるかと思いますが、色んな意味でもできるだけ練習会に来られてはいいかがでしょうか。

 

2017年5月

 

ふくらはぎについて

 

 第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎは、生徒さんから聞く、体の中で最も「つる」事が多いところです。つることは「こむら返り」とも言われます。「こむら」とはふくらはぎのことです。ふくらはぎは、下半身から血液を戻すポンプの役目を果たしています。ふくらはぎの筋肉の収縮が血液を送り出しています。

 

 「長生きをしたけりゃ、ふくらはぎを揉みなさい」という本が出てるくらいですので、ふくらはぎの働きは重要視してもいいかと思います。「良い」ふくらはぎというのは、ふくらはぎが柔らかい状態の時をいいます。

 

 野球界のイチロー選手も、遠征試合の時など、常にふくらはぎマッサージ機がスーツケースの中に入っているのを、テレビで見た事があります。私の知り合いも、ほぼ毎日、歯磨きをしながらマッサージ機を利用してふくらはぎを揉んでいます。

 

 ふくらはぎがつった時の対処法ですが、すぐには痛くて何もできないと思います。痛みが治まるのを待ってから、手で足の裏かつま先を持ってつま先をすねの方に近づけるようにして、ふくらはぎやアキレス腱を伸ばすストレッチをする事です。つるという事は、筋肉が縮まっているので、反対に伸ばす事をしてできるだけふくらはぎを柔らかい状態にする事です。JSDCでレッスンを受講している方なら皆習慣的に行っていることです。

 

 特に1時間以上のクラスや練習会などの始めは、ストレッチをしっかり行いますので、ダンスをしている間に脚がつったということは聞いたことがありません。JSDCに来てから、脚がつらなくなったという話もよく聞きます。

 

 ふくらはぎを細くしたいと思っている女性も多いようです。太くなる原因を調べてみますと、まずは、①むくみ。これは血行が良くない状態ですので、ふくらはぎや足裏などのマッサージなどでよくなります。そして、②脂肪、筋肉不足。これはJSDCでダンスをやっていれば解決します。最後に、③筋肉太り、固太り。これについては、①のようなマッサージ、良い姿勢、かかとから歩く、適度な運動、つまりこれもJSDCでダンスをやっていれば自然に治ります。

 

 ふくらはぎを労わって、これからも楽しく健康でダンスを楽しみましょう。

 

2017年4月

 

継続について

 

 この12年、シニアクラスの生徒さんが増えています。初めてのレッスンを数回取られても、ステップが上手く出来ない方が時々いらっしゃいます。

 

この様な方について、ダンスのセンス、運動神経、リズム感などがないなどとは、私は全く思いません。

 

それよりも、自分にはダンスは出来ない、向いてないと思い込まれて、せっかくダンスを始めようと思ってクラスにいらしたのに、続けることを辞められるのではないか、と考えることがあります。

 

ダンスをやりたいと思い立ち、レッスンを取ろうとなった時、勇気が必要だった方は沢山いらっしゃるのではないかと思います。

 

色々なクラスの状況を見てますと、ダンスを続けない人というのは、ステップが全然できない人と言うより、少しの努力でかなり上達するという人達が多いのに気が付きます。

 

また、レッスンを始めて最初の3ヶ月、または半年経ってもあまり進歩がないと感じる方でも、1年続けるといつの間にか基本ステップをマスターして踊っているのです。きちんと、ダンスになっているのです。

 

いつもそういう時、私は感激してしまいます。

 

実際に私は今まで何人もそういう人を見てきました。

 

その時はいつも「継続は力なり」という言葉を思い出します。

 

誰かが、”If you can walk, you can dance.”と言ったように、歩ける人は誰もがダンスはできるのです。プロのように踊れるようになるには色々な要素が必要ですが、歩けるのでしたらダンスができない人はいないと思います。

 

なぜなら人間にとってダンスは自然なものだからと思っています。大抵の人は、パーティーなどで軽く踊れるようになれたらいいな、という程度の目標を持たれるようです。その目標通り、継続してレッスンを取り練習していれば、「誰も」が、パーティーで軽く踊れるようになれるのです。

 

ダンスを楽しむ事ができるのです。

 

やるかやらないか、続けるかどうか、それだけです。

 

皆さん、一生ダンスと付き合って下さいね。

 

2017年3月

 

 

 

女性の生徒さんからよく聞かれる質問についてです。「私はこのクラス出てもいいのでしょうか?皆さんについていけなくて迷惑かけないでしょうか?」

 

殆どの場合、こうお答えします。「はい、大丈夫です。クラスに出て下さい。」始めのうちは、新しいクラスですから色々わからないところや難しいステップがあるかもしれませんが、クラスを続けていくと出来るようになっていきます。自然の流れです。それでも、クラスのペースについていくのがやっと、という方には、時々家でも練習してみてください、とお話します。それでも上手くいかない、でもこのクラスにいたい、とおっしゃる場合は、個人レッスンをお勧めします。そして、他の生徒さんについてですが、あなたがクラスについていけなくても、どなたも迷惑とは思っていません。なぜなら皆さんが同じことをご経験されているからです。とにかく続ける事が大切です。皆さんは何の為にダンスのレッスンを取っておられますか?殆どの方は、楽しいからと健康の為だと思います。その通りです、自分の為です。楽しくて健康にいい事を簡単には諦めないで下さい。他の人は皆さんが思っているほど、あなたの事を考えていません。自分の常識は他人の非常識、と言う言葉があります。上手くなりたいのは素晴らしいですが、もともとの目的を忘れないようにされてください。また、ひとつの事を続けるという事はとても意義がある事だと思います。自分はこれだけはやってきたという思いが、自分の自信に繋がるのではないでしょうか。 「私のレベルでデモなんてやっていいのでしょうか?」 お答えします。「はい、大丈夫です。」出てみたいと思ったら出てください。周りの目を気にする必要は全くありません。何か人に言われるとしたら、それはちょっとした嫉妬(自分も出たいけど出られない)から来ています。何でもどんどん実現していく人を見てください。周りの人と比較したり、他の人の顔色を伺ったりしていません。やりたい事はやってください。お客さんの反応なんて気にしないでください。後は講師と相談して詳細を決めるだけです。

 

20166月に書いたコラム「死期を悟った人が口にする6つの後悔」の5番目が、自分自身の幸せをもっと追求するべきだった。6番目が、自分がした事ではなく、やらなかった事、つまりやりたかったのにやらなかった事です。「できなかった」のでは「やらなかった」のです。

 

ダンスを含めて、やりたいことを楽しみましょう。

 

2017年2月

 

今回はダンスの魅力についてです。

 

皆さん、JSDCで知り合った人とは気が合うな、と思った事はありませんか?

 

また、自然に違和感無くおしゃべりできたいう事はありませんか?

 

ある人曰く、この世界は同じ性質のものが引き合うようにできていると言います。 類は友を呼ぶ、ですね。

 

JSDCにいらっしゃる方は、年齢、性別、仕事、ルックスに関係なく、皆さん明るく、気さくで、自由を求め、オープンマインドで、グローバルな考え、そしてとにかく気が若い、勿論ルックスも若いし美しい。いい人ばかりです。又、皆さん仲がとてもいいです。和を大切にする人達です。

 

ひとつ言えることは、JSDCは、気楽に誰とでも踊れるアメリカンスタイルの社交ダンスをやってる事が大きな理由ではないでしょうか。

 

渋谷プライベートスタジオのミーティングルームのテーブルの上には、世界各地のお菓子がよく置いてあります。生徒さん達が旅行や出張で行った国のお菓子を持って来て下さるからです。

 

生徒さん同士で皆さんお友達になって、よくお茶をしたり飲みに行ったりされてるようですが、意外に皆さんがどんな仕事をやってるか知らないようです。ただ皆さんとダンスを通して色々と楽しみたいだけなんですね。

 

アメリカンスタイルは一般に日本で行われている競技用のダンスではなく、本当に楽しみながら踊るスタイルのダンスで、本当の意味での社交ダンスと言えます。

 

ダンスはコミュニケーションのひとつです。ダンスを通して友達が増え、色々な世界が見れるといいですね。

 

 

 

2017年1月

 

 

 

皆様、新年、明けましておめでとうございます。

 

今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

皆様はそれぞれ抱負があると思いますが、私の今年の目標の1つは、できるだけ皆さんの良いところを見つけてそこについてお話する、ということです。

 

皆さんの素敵なところ、良いところ、以前から変化したところ、など気が付いたらできるだけ言葉で表現したいと思っております。

 

人は皆、自分について嬉しい事を言ってもらいたいと思います。

 

お世辞の様に聞こえる時でさえも、やはり嬉しいものです。

 

また、意外にそれが結構当たっていることもあります。意見するのも時には大事ですが、まず、いい部分を認めることが大切だと思うのです。

 

お恥ずかしい事ですが、私は、時々生徒さんから「もっと褒めて下さい」と言われることがあります。

 

レッスンをする立場にある者が、直す部分ばかりについて言って、認める、褒めるという事を忘れていてはお恥ずかしい話です。

 

私がついこのことを忘れてしまった場合は、私にお知らせ頂けると幸いです。

 

ということで、本年もJSDCとの楽しいお付き合いを宜しくお願いします!

 

2016年12月

 

今回は、ぺアダンスを踊る時の相手を「感じる」ということから。

 

よく私はクラスで「相手を感じて踊って下さい」と言っています。どんなペアダンスも基本的にあてはまりますが、特にアルゼンチンタンゴのクラスでは、女性は男性のリードを感じて踊らなくては一緒には踊ることが出来ません。アルゼンチンタンゴの場合、他のペアダンスの様に決まったリズム(ワルツの123. サルサやルンバのQQSなど)やステップは殆どありません。例えば、1歩をQ(クイック)でもS(スロー)でとっても構いませんし、次に左右前後のどちらに動くかなど、全てリーダー次第です。全てのリードはリーダーの考えや直感からの動きですので、それを感じて女性はフォローします。また、リーダーも女性の反応を感じながら相手に合わせて動いていかなければ、次のリードが相手に伝わりません。 このようなリードとフォローの観点から見ると、アルゼンチンタンゴは「究極のペアダンス」と呼ぶことが出来るかもしれません。やはりベアダンスの魅力は音楽と相手を感じて一体となって踊ることだと思います。そんな理由もあり、ペアダンスは「スポーツ」ではありません。簡単なステップでも、お互いが音楽に合わせながら「一体感」を感じて踊った時の楽しさは格別です。相手を感じなから踊る為にも、その前の段階である、ステップやリード・フォローの練習は欠かせません。先ずお互いのコミュニケーションはお互いを見るということではないでしょうか。私もウエストコーストのクラスを受けていて、よくホセ先生に相手を見るように注意されます。日本人は中々相手を見て踊るという事に慣れていませんが、やはり2人で踊るには欠かせないことではないでしょうか。

 

とにかく楽しく踊りましょう。

 

2016年11月

今回は「歳」という言葉の使い方です。 シニアの多くの方が、何かというと「歳なので」と、 歳のせいでできない事を言い訳にしてしまう傾向があります。 また、シニアでない、40 代・50 代の方々からも時々この言 葉をお聞きします。 御存知の方もいらっしゃると思いますが、「ことだま」とい う言葉のパワーがあります。 「歳なので」を繰り返していますと「どんどん私は歳を取っ て老けていき、身体が動かなくなっていきます」と自分に言い 聞かせているようなものです。 言葉にすると、それが現実化されていく、「引き寄せの法則」 とも呼ばれます。 皆さんがダンスをする目的の一つは、健康維持だと思います ので、それが現実にはなって欲しくないと思いますがいかがで しょうか。 もちろん、会話の流れで、歳の事を自然に使う場面もありま す。しかし、周りを見ると、若い時と同じようにバリバリ仕事 をこなしている人はいませんか。 その方は、歳の話をされているでしょうか。個人的な意見で はありますが、この言葉は出来るだけ使わないようにした方 が、より健康を保つことができ、ダンスを続けられるのではな いでしょうか。 皆さんには、何時までもダンスを楽しんで頂きたいと心より 願っています。

 

2016年10月

今回は練習会についてです。  いつも「練習会」にご参加いただきありがとうございます。 JSDC の練習会は、クラスで習った事を、いつもと違う場所(ダ ンスフロア)や違う音楽、違う相手といった、いつもと違う環 境の中でも踊れるようにする事を目的としています。つまり、 皆さんにどんなパーティーに行っても、誰とでも楽しく気楽に 楽しんで踊れるようになって頂くための練習の場です。  それ には、違う環境でも踊れる事に慣れる事が一番です。違う環境 で踊ろうとした時、クラスで学んだステップが中々思い浮かば ない経験をした方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。 私もその 1 人です。 JSDC ではひと月の間にラテンダンスを中心としたラテン ナイト、アルゼンチンタンゴを中心としたタンゴプラクティ カ、アメリカンスタイル全般の練習会の3つを土曜日の夜に 2 時間半毎月行っています。  最近の様子を見てますと、パーティーは多くの人達に来て 頂いておりますが、練習会は以前に比べると参加人数が減った ようです。その結果かはわかりませんが、パーティーでは、特 に男性の方々が女性を誘いにくそうにされていたり、スムーズ にダンスフロアをリード出来ていないように見うけられます。 女性にはない男性の役割のひとつとして「リード」があります。 これは沢山の練習なしでは上達しないものです。更には、一般 的に女性の方が男性よりステップを覚えるのが早いのです。つ まり、男性は女性より練習量が必要となってきます。練習量が 増えれば、ステップが増え、リードも上達し、自信も付きます。 そうなると、どんな場所に行っても色んな女性を気楽に誘える 様になり、相手に合わせようという相手への気遣いも持てま す。  男性は何かと忙しいと言うご意見もあるかと思いますが、 お忙しくご活躍の女性も少なくありません。お仕事もおありで しょうが、是非、男性の方々にも楽しみながら頑張って頂きた いものです。できるだけ皆さんが満足するパーティーにしたい ですね

 

2016年9月

 私ごとですが、年齢を重ねる事に自然なものを好むようになって来ているのをよく感じます。自然な物に触れたり見たりする以外でも、考え方も人間にとっての自然な物の考え方を取るようになってきています。それで8 月に入ってからアーシングと呼ばれるものを行うようになりました。アーシングの基本は、地球つまり大地との接触を通して体に大地からのエネルギーを取り入れ体を自然の(健康な)状態にすることです。実際には裸足で大地や芝生、ビーチを歩いたりすることで、体の中で一番末端神経が多い足の裏から大地のパワーを受け取ります。又、電気に囲まれている現代社会の多くの人が電磁波を体内に溜めています。私もそうですが、特にパソコン、携帯、スマートフォンなどといつも向かい合っている状態です。この電磁波を体内に貯めると色々な症状が身体に現れます。肉体的な病気ばかりでなく精神的な病気(例えばうつ)も現れます。人間はくつを履き始めてから病気が増えたとも言われています。その点、動物は直接足の裏が地面に当たっているので、いつも地球の大地のエネルギーを貰っている為、人間のような病気にはなりません。外の大地を歩いているペットからルギーをもらう事ができます。そこで最近は、朝早く起きて公園に行って裸足で歩いて本を読んだりしてます。ただ、始めに行っていた2つの公園では、いつも蚊にさされて本を読むところではありませんでした。そこで蚊よけとしてハッカ水の事を知り、今、清涼スプレーとして手作りのハッカ水をスタジオにおいてあります(余談でした)。 そして、時間があったら草や芝生のある場所を裸足であるくようにしています。ご興味のある方は、次回に続きもご覧ください。

 

2016年8月

今回は、パーティーにおけるマナーについてです。

 このテーマは今までに何度も話して来ましたが、今回は違った観点からお話しします。JSDCでは、アメリカンスタイルの社交ダンスから、サルサ、メレンゲ、ウエストコーストスウィングなどのクラブダンス、そしてアルゼンチンタンゴのクラスもあります。私は日本アルゼンチンタンゴ連盟という団体に所属しており、7月に毎年行われる資格更新講習会に行ってきました。今年の実技での課題は、「マナーとパーティー(ミロンガと呼ばれるタンゴのパーティ)での誘い方」でした。

 

清潔な身なり、相手への気遣い、相手に教えようとしない、反時計周りに移動する、カップルで参加していない限り、同じ人を何回も誘わない、基本的に男性が女性を誘う、踊りたくない時の女性の男性への断り方、「ありがとう」はお礼でもあり断わる時にも使う、踊っていて他の人とぶつかった時は謝る、男性は誘われたら断らない、などと色々あります。これらは、タンゴだけでなくどのペアダンスのパーティーでも一般的なマナーです。

 

アルゼンチンタンゴの誘い方は、他のダンスの誘い方とちょっと違うやり方があります。「カベセオ」といって、男性が踊りたい女性に向けて、目や顔の表情、頭の動作なので踊りたい意思を伝え、女性がそれに対してリアクションをすることをいいます。女性はカベセオでお誘いを受けた時、受け入れる時は視線をそらさず頷くなどの動作で意思表示をします。反対に、踊りたくない時は視線をそらします。それによって、遠くにいる方もお誘いでき、カベセオを行う2人だけの動作なので踊りを断られた時、周りの人には断られたとは思われないので、他の女性をも誘いやすいのです。そして、断った女性も、「いつも断る女性」とは思われないので、次の誘いが受けやすいということもあります。何よりも言葉が通じなくても誘うことができます。

 

このカベセオをどのペアダンスのパーティーでも使えると、案外スムーズに誘えるのではないかと思いました。また、一般のパーティーでのマナーですが、女性同士で顔を見合わせて話したり、携帯電話を見てる時などは、男性からは誘いにくいと思って頂ければと思います。踊る気がある場合、曲と曲の間のパートナーチェンジをする時は、女性は男性にいつ誘われてもいいようにしておいて頂くのが誘われやすいコツです。

とにかくパーティーでは、レィディとジェントルマンになってマナーを守って楽しく踊りましょう!

 

2016年7月

今回は健康についてですが、先ずは私の話からです。私のことを以前からご存知の方は、去年辺りから「先生、ダィエットしてるんですか。痩せましたね」とよく言われます。私としてはダイエットしてる気持ちは全く無く、心身健康ではないとやりたい事ができないので、できるだけ健康でいようと思っているため、食生活を変えました。ダイエット(体重を減らす)つもりはなかったものの、実際の体重は減り、全てのパンツが緩くなってしまい、ベルトをきつくしている始末です。きっかけは、インターネットで体の消化についての文章を読んだことです。随分前のことですのでハッキリは覚えていませんが、まず「夜から朝にかけて食べた物の消化が1番行われてる。だから午後の早めの時間になるべく食べるほうが良い」とのこと。また、最近は「3食食べる必要は全くない」ともよく言われています。確かに、お腹がそれ程空いていなくても、「時間が来たから」または、時間に関係なく「何となく」食べてる人はこの日本に沢山いるような気がします。更には、寝ている時以外は常に何か食べたり飲んだりしている人も多いのではと思います(私自身も、正月など実家に行った時は、一日中食べたり飲んだりしてばかりです)。そんなことを考えながら、ある時期からできるだけ消化時間を作ろうと思いました。現在は夜7時か8時から、朝まで、何も食べない時が週に何度かあります。意識は「食べない」のではなく、「出来るだけ消化時間を作ろう」と言う方向にあります。ちなみに、朝は果物とヨーグルト、昼は鶏肉を少しと野菜中心を自家製の弁当、夕方以降は、なるべく早く何か軽いものを食べます。試しに、何度か「肉無し」の食事をしていたら、余りにもお腹がよく減るので止めました 。また、体に素直になろうと心掛けています。また、体重が減ると外見の変化もありますので、人からは、結構無理をしてる様に思われがちですが、全くそのような感覚はありません。基本的に私は週7日ダンスの講師や関係の仕事をしていますが、好きでやっていることですので、ストレスも余りないですし、殆ど疲れないので、休みを取りたいとも思いません。健康についての話しに戻りますが、特に最近クラス数を増やしているシニアクラスの目的は、「健康と親睦」となっています。シニアクラスに来られる方で体調が気になる方には、「ダンスはいいから休んでいてください」と私は言います。ダンスは二の次です。大事なのは、家を出ること、そして歩く事です。家を出るためには、その目的に合わせての時間の配分、お腹の空き具合を調整、身だしなみ、化粧、家の中の事(電気やガスの元栓確認、ペットの世話など) 意識しないと思いますが、それはそれは沢山の事を気にしなくてはいけません。つまり、脳の活性化です。また、歩いて筋肉をつけることです。何歳になっても、筋肉はあればあるほど体が自由に動きます。筋肉は骨を支えているからです。逆に、筋肉が少ないと骨は折れやすく、信号なども時間内に渡りきれないことなどが原因で、外に行く気がなくなってしまいます。
 やはり、世間一般で言われている様に、食事の取り方、適度な運動、できるだけストレスをためない事、が健康をキープする方法ですかね。
 皆さん、それぞれの健康法を見つけてくださいね。
 

2016年6月

 今回はある人がFACEBOOKで紹介していた、ある本の内容です。 看護師の方が執筆した、「死期を悟った人が口にする5つの後悔」のお話しです。

 早速ですが、その5つというのは、

 ①期待に応えるよりも”自分らしく”生きるべきだった

 ②あんなに、がむしゃらに働かなくてよかった

 ③言いたい事は我慢せずに口に出せばよかった

 ④もっと友達と連絡を取ればよかった

 ⑤自分自身の幸せをもっと追求するべきだった

 この中で、どの意見が一番多いと思いますか。5番目だそうです。 これを書いた翌日に、又、FACEBOOKに「もう1つありました」と書いてありました。

 6番目です。死を間際にして、僕達が後悔する事。それは、

 ⑥自分がした事ではなく「やらなかった事」。(ある意味、上記の①~⑤の内容と似ています)

 上記の6つの事を実行していらっしゃる方も多いと思います。

 一方で、「長い間ダンスをやってみたい、と思っていた」とおっしゃる方は結構いらっしゃいます。

 そして特に男性は、勇気を出してダンスタジオに連絡、又は足を運ぶまでにかなりの時間を費やしたとも時々耳にします。

 これを読んでいらっしゃる方はすでにダンスに関わっている人だと思います。

 もし周りに、ダンスをやってみたいんだけど・・・と思っている人がいたら、是非背中をそっと押して差し上げて下さい。

 背中を押す人が増えればダンス人口が増えます(ダンスをやってる人達は皆さん明るく健康です)。

 また、ダンスを始めることがきっかけで、上記の6つの事も出来るようになるかもしれません。

 人びとを幸せに導けるのです。

 こんな素晴らしいことってありますか

 

2016年5月

 今回は、年齢の話しです。これを読んで下さっている皆さんの殆どは、「健康で明るく前向きな人生を送りたい」と思っていると思います。この思いは年齢に関係なく、どんな方も同じだと思います。そして「若さをできるだけ保ちたい」と言うのも多くの方の願いだと思います。ダンスにもその要素を求めていらっしゃるかもしれません。

 ところで、何か体に良くない兆候が表れると、「もう歳だから」と年齢のせいにする人がたくさんいます。30代や40代の若い方までが言っているのを聞きます。一般には、70代になってくると、どこかしら人によって体の不調が出てきます。しかし、気の持ちよう、そして行動次第で、体の調子やルックスも全く変わってくるのです。

 何年か前に、金さん銀さんという100歳を超える双子姉妹がいてよくテレビに出演されていました。100歳になってメディアに出演するようになって大金が入った際、「お金を何に使いますか?」という問いに対して、2人揃って「老後の蓄えにします」と答えたのは有名です。私も100歳までは生きようと思っていて、これからの何十年は何をしようかと考えています。今まで生きてきた事を考えると長いようであっという間です。できるだけやりたい事だけやって生きていきたいと思っています。

 さて、JSDCの中では、歳の話しはしないようになっています。女性には勿論ですが、男性にも、エチケットとして年齢は聞かないで頂きたいものです。多くの人は健康でできるだけ若さを保ちたいと思っているはずです。その様な方にとっては、年齢はあまり意味を持たないと思います。

 これからもダンスをやり続けて、健康で明るい素敵な人となっていきましょう。

 

2016年4月

 今回はアメリカンスタイルの普及についてです。

 現在、JSDCでは、①一般クラス(どなたでも参加可能)の他に、②シニアクラス(世田谷、渋谷、中野、豊島、経験者).③視覚障がい者クラス(蒲田、新宿). ④ブライダル(結婚を控えたカップル). ⑤講師養成(一般、シニア、ブライダル) ⑥ダンシングクラスルーム(小学生(募集中).⑦クルーズで踊る為、⑧ニュースタイルハッスルダンサーの為のクラスを行なっています。そしてこれらのクラスは全てアメリカンスタイルで行なっています。日本ではまだまだアメリカンスタイルで踊る人は少ないので、JSDCでは少しでも踊る機会を作る為に、練習会もラテンと全般に分けて毎月行なっていますし、幾つかのパーティや新年会、温泉ダンス旅行なども毎年主催しております。

 しかし、ここまでのクラスは東京中心に、後は福岡校で少しやってるだけです。日本には、インターナョナルスタイルと一緒にアメリカンスタイルをやっている所は幾つかありますが、複数のスタイルを同時にやっていくと、殆どのパーティではダンスの種目によってはインターナショナルスタイルで踊ってしまうのが現状のようです。JSDCに通えない遠方に住んでいらっしゃる方にアメリカンスタイルを知ってもらう為にも、私はアメリカンスタイルのDVDを何本か作りました。これは私がやるべき事だと思ったからです。

 ちょうどこのコラムを書いてる今日、私はあるシニアクラスを開講している会場のお祭りでメレンゲを地域の皆さんに楽しんで頂きました。見ていたシニアの男性が「こんなダンスをしてみたかったと思っていました」と言われた時は、私は凄く嬉しく思いました。

 これからも益々アメリカンスタイルを日本に普及していきたいと思っております。

 

2016年3月

 今回は、音楽についてのお話をさせて頂きます。

 ダンスを踊られる方は皆さんそれぞれにレッスンでの課題があると思いますが、今日のお話に登場する方の場合は、ステップと音楽を合わせることでした。

 私のレッスンは数年間取って下さっていますが、リズムを取るのが難しいと感じていらっしゃいます。何とか音楽と合わせられるように、私も工夫をしてレッスンを行っているのですが、中々難しいのです。

 ステップに関しては練習すればするほど上達しています。この方は音楽は大好きでレッスンでもご熱心、こんなに練習してるのに・・・と、数年経った頃、思いがけない話しをしてくれました。

 その方の育った国では1980年前後に革命が起こり、それ以来、国民がダンスを踊ることを禁止にしてしまったのです。

 「ダンス」の他、「写真」もそうらしいのですが、何と「音楽」までも禁止になったそうです。 音楽を流す事も聞く事も禁止という事です。音楽関係者などは処刑されるか海外追放のどちらかだったそうで、多くの芸術家もそうだったようです。このような情勢で、この生徒さんも子供時代から音楽というものを全く聞いてないということでした。当然、学校の授業に音楽がなかったとのこと。

 日本で生まれ育ち、自然に音楽に囲まれて育った私にとっては、この話しはショックでした。あまりにも当然の様に音楽がある日本の様な国にいると、音楽が周りに全くないという世界を想像するのは難しいと思います。また、音楽やリズムの感覚は、ある意味、本能的に人間に備わっているものだと思い込んでいた私には、音楽のスピードが「速い」「遅い」等を理解するという事は、音楽環境があるという前提のスキルで、実は難しいものなのだと理解するに至りました。

 時々、「黒人の人達は皆リズム感がいい」と言う話を聞くことがありますが、これも本当ではないと思います。

 私は、ニューヨークにある、世界的に有名な黒人ダンスカンパニーの2つの学校に6年間通いました。ハーレムにあるその学校では、アジア人は私1人、殆どが黒人の人達でした。一応ダンスのプロになる為に来ている人達ですし、また、黒人ですからリズム感はバッチリと始めは思っていた私でしたが、音楽に合わせられない人が何人かいたのでした。私自身ちょっと驚きましたかが、よくみんなを観察していると、多くの生徒はイヤホンで音楽を聞いてクラスに来ていました。

 反対にリズム感どうかなという人達は、はっきりとは言えませが、日頃、あまり音楽を聞いていない印象でした。

よくクラスで私は、音を取る練習を生徒さんにして頂きます。

 何もせず音楽だけにして集中すると、殆どの方は音を取れるようになります。 音に合わせて足が動くかどうかは別の事です(こちらはずっと難しいです)。日本では、自由に何処でも誰でも音楽が聞けて、自由にダンスが楽しめる環境で、本当に恵まれていると改めて感じました。

 世界を見ると、日本が見えてきますね。

 

2016年2月

私が日本に帰国して行っている活動のひとつに、「ブライダルダンスの普及」があります。英語で First Dance「ファーストダンス」と呼ばれ、結婚式で新郎と新婦が一緒に踊るダンスの事です。アメリカやヨーロッパでは一般的に行われていて、最近は日本の結婚式でも時々見られます。

私は、これまで300カップル以上のブライダルダンスを担当させて頂きましたが、作り上げたどのダンス・振付も本当にクリエイティブで楽しいものでしたし、新郎新婦の皆さんとの出会いは毎回とても貴重で有り難いものでした。西洋では一般的に行われるこのファーストダンスですが、日本の結婚式では新郎新婦がペアダンスを踊るのを見ることは殆どないので、大抵の場合、ゲストの皆様はびっくりします。そして、想像以上の大拍手となり、見ている人全員に大きな感動をもたらします。お式でブライダルダンスを終えられたカップルからコメントを頂きますが、本当にやってよかった、お客様にも凄く喜んで頂きました、いうコメントばかりです。

 ブライダルダンスのレッスンについて少しお話させて頂ければと思います。殆どのカップルの皆さんは、ダンス未経験です。お持ちになる色々な曲に合わせてダンスを作り、多くの場合6回のレッスンで1曲を入場から退場まで振り付けします。曲はカップルによって本当に様々で、ポップス、クラッシック、ロック、バラード、映画からの曲、日本の歌謡曲、朝の連続ドラのテーマ曲など、「本当にこれで踊るのですか」と、始めは私もびっくりするような曲も時に出てきます。しかし、振り付けが大好きな私には、新郎新婦の皆さんのご希望に合わせたダンスを一緒に作り上げることは、本当に勉強になります。また、当然ですが、これは私自身が踊るダンスではありません。つまり、お二人が無理なく(難し過ぎない、かつ、見栄えのするステップを取り入れたりしながら)出来る範囲で、お二人の意見も伺いながら、更に、お二人の雰囲気に合わせたものをその都度作っていきます。海外の人達の場合、曲の歌詞を大事するので、歌詞の内容に合わせてちょっとした芝居のような動きも入れたりします。

レッスン開始前には、無料の体験レッスンを行っています。まず、披露宴で踊る時のタイミングやドレス、スペース、そして音楽について話し合います。その後簡単なステップを踏んで頂きますが、それまで「リズム感がない私がダンスなんて。」という不安な表情をされている方でも、ステップを少し体験するだけで、お二人の顔、特に男性の顔ががらりと笑顔に変わります。そしてダンスに対しての考えが変わるのです。まさに「ダンスの魅力」を私自身が感じずにはいれない瞬間です。

 こんなに人を魅了するダンスに関わることが出来て本当に幸せです。これからも、ダンスとの出会いに恵まれた人生やそれを皆さんにお伝えすることが出来る活動に携わる機会に感謝し、お一人お一人との出会いを大切にしたいと思います。

 

 

2016年1月

 新年明けましておめでとうございます。

 

 今年もダンスを通して皆さんとのご縁に感謝するとともに、昨年から引き続き、ダンスを楽しんで頂けるような場を作って行きたいと思っています。さて、今回の内容は「これまでダンスをやってきて良かったこと」を生徒さんにインタビュー結果です。お答えいただいた内容に、一言コメントをさせて頂く形にさせて頂きました。

 

『色々な人と知り合えた。情報交換ができる。』~ジャパンソーシャルダンスクラブ(JSDC)は、グループレッスンや練習会、パーティが多いので今後も出会いを楽しんでくださいね。『飲み友達、飲む機会が増えた。』~ダンスをやる方はお酒をたしなむ方も少なくないようです。

 

『体重が減り、ウエストが減り、血圧が低くなった。又、糖尿の数値がよくなった。』~はい、ダンスは無理なく運動が続けられるのでダイエットに繋がり、何と言っても血液の循環を良くさせます。

 

『勘がよくなった。又脳が活性化されます。』~クラスでは、脳も耳も体も使って、レッスンの内容をこなしていきますので自然の成り行きだと思います。

 

『つまずいたり転ばないようになった。』~ダンスは、相手をリードしながら、又リードされながら常に体重移動しています。アメリカンでは、誰とでも踊れるようにレッスンの時から即興で踊る練習をしています。このことが、咄嗟の判断で体を動かすことが出来るようになります。体のバランス性が身につきます。

 

『毎週の予定ができた。』~人生が充実したものになりますね。

 

『ゴルフが上手くなってきた。123とダンスのカウントをとるように球を打つと、10ヤード飛ぶ距離が伸びた。』~体重移動、腰の安定回転など、ダンスの動きが全てそのままゴルフの動きに入っています。

 

『剣道で前後横の動きが素早くに動けるようになった。又肩の力を抜いて楽に動けるようになり、疲れなくなった。』『登山の岩登りの時、バランスが良くなった。』~岩登りにも剣道にも体を使う事、全てにダンスは共通しています。

 

『コンサートへ行った時に、音楽に合わせて手を叩けるようになった。』~我々がやっているダンスは音楽あってのダンスなので、「音楽を聞く」という事を重要視しています。カウント1を取る練習をします。又アメリカンの1つの特徴は、ダンスでもカウント1.から始まります。

 

インタビューにお答えいただいた皆様、貴重なお時間を頂き、心より感謝しております。

 

これからも是非ダンスを楽しんでくださいね。