ヨシ矢野コラム 最新

23

1月

2012

ピエール・デュレインとの出会い④

ABRTのオフィスに呼ばれてから間もなくたって、リハーサルが始まりました。
ボールルームの経験の浅い私は、全く大変でした。マンボの作品では、組んで踊りなが
ら袖から舞台へ出てくるのですが、初めのうちは全く何のステップをやっているのかさ
っぱり解らず踊っていた状態でした。私のカップルは、幸運にもピエールとイバンがソ
ロで踊っていたアダジオ(リフトがメイン)の作品を担当することになりました。競技
会の世界では、シアターアーツと呼ばれます。もちろんリフトがメインのエキジビジョ
ンの元世界チャンピオンと同じ様にできるはずがありません。
リフト、リフトの毎日でした。とにかく女性を持ち上げることしか頭にありませんでし
た。しかしジムへ通うのと同じで、筋力トレーニングは1日置きがいいのです。
2週間続くNYのジョイスシアターの公演の後、3ヶ月間はずっと腕がしびれていました
。大西洋、太平洋、カリブ海等のクルーズや各地での公演をしましたが、何と言っても
NY公演は、各新聞に載りますし、芸術の目が高いニューヨーカー達の前での公演は1番
緊張しました。

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20

12月

2011

ピエール・デュレインとの出会い③

クラスが始まって一年が経ちました。

試験も終わり、ピエールは私に「ニューヨークに住む日系人の人達にダンスを教えてみては」と提案してくれました。

私はそれまでタップダンスしか教える経験がなかったので、とても不安でしたが、ピエールのパートナーであるイバン(Yvonne先生)が手伝ってくれることになり、JSDCニューヨークの発足となりました。

同じ時期に、アメリカンボールルームシアター(ABrT)のオフィスに呼ばれ、ABrTの団員として踊ってみないかという誘いが、ピエールとイバンからありました。

願ってもないこと、社交ダンスのマスター達と一緒にパフォーマンスが出来る!嬉しさと不安が入り混じっていました。

でも私の中では、勉強が出来る!という思いが一番でした。

そのABrTで誘いがあった直後に、私の頭に浮かんだ(想像した)のは、新聞Back Stageに掲載された私の写真でした。

これは、ニューヨーク中のショービジネスの雇用や公演情報、そして批評(厳しくて有名です)が、ギッシリの毎週発行の新聞です。このBack StageDanceのページの批評の欄に、私の踊っている写真が掲載されているのが、何故か頭にはっきりと浮かんだのでした。そしてそれが後になって実現したのです。

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19

11月

2011

ピエール・デュレインとの出会い②

オーディションから何日か経って、合格の連絡が来ました。

私は色々考えて、まず一年は失業保険で生活しながら、社交ダンスを学ぼうと決心しました。

アメリカンボールルームインスティチュートという名の特別クラスで、毎日朝10時から午後2時まで、バレエクラスでウォームアップして、アメリカンスタイルボールルームを、ピエール・デュレインと彼のパートナーのイバン・マーソー氏から学びました。

そして夕方5時過ぎから夜10時過ぎまで、毎日社交ダンス教室に通いました。

ニューヨークは日本と違って、グループレッスン(アメリカンスタイル中心です)を行う教室が多くあります。

種目もたくさんあり、インストラクターも一流で、JSDCで現在やっているような「フリーパス」を使って学びました。

 

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26

10月

2011

ピエール・デュレインとの出会い①

何度かに分けて、私とペアダンスの師であるピエール・デュレイン氏との出会いについ
て話します。今回は1回目です。
私はニューヨークで23年間ダンスの活動を行いましたが、その間、バレエ、ジャズ、
タップなどの一人で踊るダンスを中心にやっていた時代があります。ただその頃から、
ペアダンスには常に興味がありました。と言うのも、ダンスを私が始めたきっかけにな
ったフレッド・アステア(俳優・ダンサー)という人物は、時に一人で踊りますが、多くの場合、女性とスクリーンの中で踊っていたからです。ですので、例えばバレエの公演を観にった時でも
、私の目が輝くのは男女が組んで踊るパドドウのシーンでした。そのような理由で、常
に舞台でペアダンスを踊る「アメリカンボールルームシアター」(以下、ABrT)の名前だけは、知っていました。私が後に所属することになる舞踊団です。
ある時、このABrTの主催で、一年間ボールルームを無料で教えてくれるクラスを作ると
いうことで、ダンサーのオーディションをするチラシを見ました。私は本格的にペアダ
ンスをやってみたこともなかっただけに、ただ興味本位で、万が一受かっても断ればい
いくらいのつもりで、オーディションに行きました。オーディションでは、スウィング
、ワルツ、バレエなどを踊りました。スウィングは少し知っていたのですが、ワルツは
全く経験がなかったので、踊れませんでした。
ただ、オーディションが終わってみて、帰る途中にふと「このままミュージカルやダン
スの公演をしていて(当時の私の主な活動です)、将来はどうなるのだろう。ひょっと
すると、このペアダンスとの出会いが私にとって、この先大きなものとなるのではない
か」と思いました。
今回はここまで、次号に続きます。

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25

9月

2011

ダンスの種目について

今回はダンスの種目についてです。
JSDCでは、アメリカンスタイルの社交ダンスを中心にレッスンを行っていますが、
種目としては、フォックストロット、タンゴ、ワルツ、クイックステップ、ウィンナー
ワルツ、ルンバ、サルサ、メレンゲ、チャチャチャ、スウィング、ハッスル、ボレロ、
サンバ、アルゼンチンタンゴの14種目です。こうして並べてみると、こんなにたくさ
んやっているのかと思われるかもしれませんが、月日をかけてレッスンを取っていくと
、皆さんいつの間にかほとんどの種目を踊れるようになっています。
こんなにたくさんのダンスが踊れるというのは、本当に素晴らしいことです。ダンスを
やっていない人から見ると、びっくりされることでしょう。来月にワークショップで行
うバチャータも、基本ステップは多くの生徒さんが踊れますし、今後、いつかウエスト
コーストスウィングもやってみようと思っています。最近は、スウィングのレッスンの
中にチャールストン(ステップの名前)も入ってきました。
JSDCでは、入門・初級でも8種類のダンスが踊れるようになりますが、アメリカン
スタイルの特徴として、初めてのレッスンから音楽をかけて踊れるようになるというこ
とです。ステップを数をたくさん知らなくても、音楽に合わせて踊れる喜びは何とも言
えない楽しさがあるものです。
これからも、皆さん、どんどん踊ってくださいね!

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19

8月

2011

ダンスを始めるきっかけ

今回は、ダンスを始めるきっかけについてです。たくさんのJSDCの生徒さんにイン
タビューしました。

・友達にすすめられて(多数)
・私でも始められる所がないかと教室を探していたところ、JSDCの記事が出ている
新聞を見て、ここなら気楽に出来るだろうと思った。
・ウィーンに行って、みんながウィンナワルツを踊っている姿を見た。是非これをやり
たいと思って始めた。
・社交ダンスの羽の付いたドレスを着て踊ってみたいと夢見ていたので。
・クルーズで踊れるようになってみたいと思った。
・社会人になって、一つのたしなみとしてダンスを踊れるようになりたかった。
・頭を使いながら、身体も使うダンスをしてみたかった。
・健康のため、友達作りのために、家にいるよりいいからと長女にすすめられた。その
結果、いつの間にか、糖尿病が治ってしまった。ダンスのお陰。
・ラテン音楽が好きで、音楽に合わせて踊ってみたいとサルサから始めた。
・ニューヨークの街角で踊っている様子をTVで見て始めた。
・小さいころからバレリーナになりたいと思っていたが、バレエが出来なかった。一人
で踊るダンスを6年経験したが、今度は男性と組んだ踊りをしたいと思った。

皆さん、ダンスを始めるきっかけは本当にそれぞれのようです。ダンスに出会った人生
はいかがでしょうか。ダンスで人生が変わったご報告、お聞かせ下さいね!

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01

7月

2011

パーティでの男女の役割

今回はパーティでの男女の役割についてです。

「パーティでは女性から誘ってもよろしいのですか?」という質問を時々女性の方から聞きます。男女平等の世の中です。もちろん「どうぞ。」と言いたいです。

しかしペアダンスの場合、男女の役割は大きく違います。男性は①ステップを踏む。②リードをする。③次のステップを考える。④周りを見て人のいない所へ女性を導く。

男性はリードしてこそリーダーであり、女性はフォローしてこそフォロワーです。女性はリーダーの動きを感じてフォローします。

ただ、音楽に関しては、女性は音楽をよく聞いて、男性が音楽に合わせられない場合、何らかの方法で男性が音楽に合わせられるように導いて下さい。男性はステップやリードで頭がいっぱいで音楽が耳に入らない場合がよくあります。

エスコートはやはり男性がするものです。特にJSDCの男性の生徒さん達は、できるだけ色々な女性と踊って下さるジェントルマンが多く、私も大変有り難く思っております。

皆、パーティで楽しみたい気持ちは同じです。

できるだけ多くの人がパーティで楽しめるようにJSDCスタッフはアイデアを出していきたいと思っております。

皆さんも良いリーダー、良いフォロワーになってパーティを楽しんで下さい。

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16

6月

2011

ヨーロッパへの思いと印象

ヨーロッパへの思いと印象についてです。
好奇心旺盛な私は、アメリカに渡る前は、北海道から沖縄までバイクで一人旅をよくし
ていました。10代終わりごろです。それでアメリカに渡ってからも、世界中を周ってみ
たいと思う願望がありました。有り難いことにダンスのお陰で色々な所に行くことが出
来ました。また、アメリカだけでなくヨーロッパでも住んでみたい望みもありました。
あるとき、ミュージカル「アニーよ銃を取れ」ヨーロッパツアーのオーディションに合
格し、半年間、西ヨーロッパの国々を周って思ったのが、芸術に対する関心度が非常に
高いと言うことでした。また、芸術家を育てることにすごく力を注いでいるのが分かり
ました。私はヨーロッパでどんな番組が放送されているのか興味があり、よくTVをホ
テルで見ていました。すると、なんとアメリカの番組が多いこと。なるほど、やはりエンターティメントはアメリカが一番だと思い、エンターテイメント業界にいた私は、ヨ
ーロッパに住むという気持ちは一旦保留にして、そのままニューヨークに20年以上も住むことになりました。
また、ヨーロッパツアーの話も改めて出来ればと思います。

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20

5月

2011

ダンスを始めて変わったこと

今回はダンスをやって変わったことについてです。生徒さんにインタビューしてみた結
果です。
・以前は、外へ出かけると、次の日は家で休んでいましたが、今では毎日外で出かけら
れるようになりました。そして周りの人に若くなったね、と言われるようになりました
(80代女性)。
・もう一生このままかと思っていた肩こりが治りました(40代女性)。
・ウエストが5センチ減り、以前のズボンがはけるようになりました(50代男性)。
・寝つきがよくなりました(70代男性)。
・性格が明るくなり、人に会うのが楽しみになりました(70代女性)。
・歩く時、よく足の裏が地面にあたって転びそうな時がよくありましたが、今では足が
上がるようになり、楽に歩けるようになりました。ウエストも6センチ減りました(5
0代女性)。
・会社で「何でそんなに楽しいの」と言われるほど、仕事にも打ち込めるようになりま
した(30代女性)。
・生活にメリハリが出てきました(80代男性)。

嬉しい変化、私も嬉しいです。
さて、皆さんにはどんな変化が現れましたか?

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17

4月

2011

ダンスが踊れることの喜び

今回は「ダンスが出来ることの喜び」についてです。

音楽は人間にとって非常に大切なものです。人の心を癒し、楽しませ、希望・夢を与え
、生きる力を湧かせます。人は音楽を聴く時に、それに合わせて、声に出す(歌う)こ
とと、身体を動かす(ダンスをする)ことは自然なことです。ですので、ダンスは「特
別なもの」ではありません。TVや映画のワンシーンのように、軽やかに踊ってみたい
と思った人は多くいると思います。

でもダンスをやってみたいけど、色々な事情でそれが出来ない人もたくさんいます。身
体の問題、生活(仕事など)に追われて時間が取れない、など理由は様々です。だから
反対にダンスが出来る人、現在やっている人は、本当に幸運なのです。

JSDCでは、一般の人以外に身体不自由な施設や視覚障害者のサークルなどのボラン
ティアやシニアクラスなどの特別クラスも行っています。皆さん、ダンスを始めてから
体の調子が良くなったという声をたくさん聞きます。

私自身、ダンスが出来ることは本当に有り難いことだと思っています。皆さんもダンス
が出来ることに感謝してください。そして他の人たちと仲良く楽しくやって下さい。色
々なことがあっても出来るだけ長くダンスを続けてみてください。

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